こんにちは、あきねこです。
帝王切開で無事に出産は出来たけど、この傷って今後どうなるんだろう...。
そんな風に不安に思っているママも多いんじゃないでしょうか??
私もそんな一人でした。
ケロイドになるのかな?どうなのかな?と不安で色々検索しました。
今回は、そんな私と同じように帝王切開の傷が今後どうなるか心配なママに、少しでも傷が目立たなく治るように予防する傷のケアグッズを紹介します(^^)
目次
帝王切開の傷にひきつる痛み...それケロイドの前兆かも?!
一般的には帝王切開の傷は、術後1ヵ月程度で痛みやつっぱりは落ち着いてきます。
でも、術後1~3ヵ月くらいに傷跡が赤く硬くなったり、かゆみが出てきたら肥厚性瘢の症状が出始めた状態です。
それよりも進むとチクチクと刺さるような痛みが出るようになります。
それをそのまま放置しているとケロイドになってしまうこともあるんです。
ケロイドにまでなってしまうと赤く盛り上った部分がどんどん広がってしまうので放置は禁物ですよ。
肥厚性瘢痕とケロイドどっちがなんなの??
イメージ的にどっちも似たような感じがしますが、実際には違います。
肥厚性瘢痕とは傷を治そうとコラーゲンが過剰に作られてしまい、ミミズ腫れの状態になってしまったもののことです。
特徴としては、周りの皮膚を押しのけるように広がり、数年から数十年かけて自然治癒する場合があります。
それに対してケロイドは、健全な部分の皮膚にも染み出すように広がり、自然治癒することはありません。
帝王切開の傷が肥厚性瘢痕になる確率は横切開で20%,縦切開で25~35%と言われています。
そのうち2%はケロイドまで進んでしまうことがあります。
肥厚性瘢痕になってしまったら進めば進むほど長くて痛い治療が必要になるので、早めの治療や、ならないように予防が大事になります。
傷が既に肥厚性瘢痕やケロイドになってしまったかたは下の記事に治療方法をまとめてあるのでお読みください。
「帝王切開の傷跡をきれいにしたい!治療の種類と体験談をお話します」はこちら

と言うことで、ここからは予防するためのケアの方法についてお話します。
帝王切開の傷跡が肥厚性瘢痕やケロイドにならないための予防法
予防するためには、産後なるべく早いうちからのケアが大事になってきます。
産後すぐだと授乳があるのでお薬を使うのは心配ですが、お薬を使わずに出来る安心なケア方法をご紹介します。
お薬を使わないので病院に行く必要もなく、自宅で簡単に出来ますよ(^^)
やり方としてはどちらも『圧迫療法』と言うものになります。
圧迫することで傷部分の血流を低下させることで、肥厚性瘢痕やケロイドの原因になるコラーゲンの過剰増加を抑えてくれると言われています。
また、圧迫することで服や体の動きで傷が擦れて刺激を受けるのを軽減してくれます。
サージカルテープ圧迫法
サージカルテープを使って傷を抑える方法です。
産科で入院中に抜糸した後にテープを貼ってくれる病院が多いんですが、それと同じテープを使用します。
一番人気があるのは3Mというメーカーのものです。
傷に対して垂直に何枚も貼っていきます。
わざとテープとテープが少し重なるように貼ります。
こんな感じ。
このテープ法に関しては、お風呂の度に剥がす必要はなく、自然と剥がれるまで貼りっぱなしで大丈夫です。
私のような面倒くさがりやな方にはおすすめ(笑)
むしろ、傷がある程度しっかり治るまでは頻繁に剥がすとかさぶたも剥がれるのでなるべく放っておきましょう。
シリコンジェルシートを使ってケア
サージカルテープに比べると少し値段は高めですが、洗って繰り返して使えるので意外とコスパは良いと思います。
私が使ったのはこのシカケアって商品です。
大きめのものを自分で傷のサイズに合わせて切って使います。
シリコンジェルで柔らかいのでテープに比べて傷口の固定は甘いのかなと思って使ってみましたが、ぴったりくっついて保護してくれるのでまだ傷が生々しい段階からでもこれだけで大丈夫でした。
たまにこれを外して生活してると傷が痛むのでやっぱり貼ってる効果があるんだなーと実感するほどです。
ただ、肌が乾燥してきたり体調悪い時は私は痒くなってしまいます。
シリコンなので基本的には肌に優しいんですが、私は少し合わないのかなーと思いながら様子見て使ってます。
使い方は簡単で、傷に貼るだけです。
お風呂の時に外してボディソープなどで洗って、出てきたらまた貼っての繰り返しです。
貼る時は、肌とシートは乾かしてくださいね。
シートはティッシュとかで拭くと貼り付いて面倒なことになるので簡単に表面の水気を指で払ってから置いとくと案外乾きますよー。
一番は2枚用意して交互に使うこと。
シカケアよりもこっちの商品の方が2枚入りなので楽かもです。
ちなみにシリコンシート、油分には弱いらしくお肌の保湿をしてから使用するとあっという間に劣化するので注意してくださいね。
アトファインを使ってケア
サージカルテープに比べて肌に優しく通気性が良いのでサージカルテープでかゆくなる方にもお勧めです。
傷が引っ張られるのを抑えてくれる作用があるので傷が広がりにくいと言われています。
また、ウェーブ形状になってるのではがれにくく出来ています。
交換は5~7日間が目安です。
サイズも4種類あるので傷の大きさに合わせて購入出来ますよ。
帝王切開の傷には4~10cmのMサイズか、10~15cmのLサイズがおすすめです。
アトレスケアを使ってケア
透明で伸縮性のある薄いテープの商品です。
テープが伸びて縮む作用があるので、傷を寄せてくれる作用があるため傷の広がりを抑えてくれます。
とても薄い上に、汗の蒸発を妨げないので不快感が少なく使用出来ます。
交換は2~3日なのでアトファインより頻度が高いです。
サイズが2.5cm×5.0cmなので帝王切開の傷には少なくとも2枚重ねての使用が必要になります。
傷を広げないためには傷を優しく押さえるのが大事!おすすめの術後腹帯は?
ここまでお話ししたケアとあわせて、傷を下着や洋服で部分的に強く締め付けないこと、術後腹帯を使用して適度な力での傷の保護をおすすめします。
帝王切開後におすすめの下着はユニクロ!
産後すぐはマタニティパンツを履いていればいいものの、時間が経過するとずっとそのままってわけにはいかなくなりますが、産前のような可愛い面積の小さい下着だと傷の途中部分を締めつけてしまうので、お腹までの丈のものがおすすめです。
蒸れたりすると痒みが増すので綿素材なら通気性も良くてなお良しですね。
ユニクロのジャストウエストシリーズが私の一押しです。
産後少し時間が経つと、生理も再開すると思いますがユニクロには生理用はないのでそんなときにおすすめなのが大手下着メーカーさんの商品。
穿きこみ深めのものがおすすめです。
楽天ショップの白鳩さんはメーカー問わず豊富な品ぞろえなのでこういうお買い物の時に便利です。
帝王切開後すぐににおすすめの腹帯は手術用腹帯。その後は段階を追って使い分けを
産後すぐにガードルではなく、段階を追って使いわけてくださいね。
術後すぐは術後用が安心です。
程よい圧で優しくおさえてくれますよ(^^)
形成外科の先生と看護師さんには傷が落ち着いたらガードルを穿くといいと言われました。
ニッパーやベルトだと傷に当たってしまうのであまりよくないようです。
まとめ
- 帝王切開の傷を肥厚性瘢痕やケロイドにしないために一番大事なのは予防ケア。
- 授乳中でも安心して出来る『圧迫療法』がおすすめ
- 圧迫療法で使うのは、サージカルテープ、シリコンジェルシートなど傷跡ケア用のテープ。
- テープの上から術後用の腹帯で圧迫するとかゆみも抑えられ、傷の広がりも防げる。
- 帝王切開後の下着はユニクロのジャストウエストシリーズがおすすめ。
- 生理用ならワコールやトリンプの穿きこみ深めのものを選ぶと良い。
- 腹帯や下着の購入は楽天ショップがおすすめ。
あきねこ
残念ながら私はかゆみが出たり続けられず今は肥厚性瘢痕になってしまっていますが、ケアをしっかりしてあげればあまり悪化させずに済むことが多いので面倒でも頑張ってみましょうね
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帝王切開後の治療や日用品に関する記事はこちら
帝王切開の傷跡をきれいにしたい!治療の種類と体験談をお話します


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